Coloris Glassについて

「今までに見たことがないような斬新なデザインのグラスが欲しい!」という思いから,この度 Coloris Glassを開発いたしました.「Coloris」はフランス語で「彩(いろどり)」を意味しており,このグラスにより皆様の日常に彩を添えられたらという思いからColoris Glassと命名しております.Coloris Glassは山梨県山梨市のガラス工房GLAS ESPACE のガラス作家 長町三夏子さんにご協力いただき,またColoris Glassのカラーは山梨県ロゴマークをモチーフにしております.ぜひ Coloris Glassにより,これまでとは異なる飲料体験を楽しんでいただくと同時にガラス作家の作品に対する熱意や山紫水明の山梨に思いを馳せていただければと幸いです.

Coloris Glassの特徴

グラスの右側はすりガラス,左側はクリアーガラスとなっており,これによりグラスの見え方が左右で異なり,一つのグラスで2つの見方をお楽しみいただけます.


Coloris Glassはグラスの両側で飲み口の厚みが異なります.
近年の研究ではグラスの重さや飲み口の厚みが異なると飲料の味が変化するという結果が報告されており,Coloris Glassにより飲料の味の変化をお楽しみいただけます.


研究に関する詳細は以下をご覧ください.
有賀敦紀,「厚いグラスで甘いお茶に,薄いグラスで苦いお茶に〜グラスの厚みと重みが飲料の味を変えることが明らかに〜」,中央大学,2023年6月2日,https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2023/06/66260/(2025年4月1日最終閲覧)
(注)ただし飲料の味の変化の感じ方には個人差があるため,飲料の味の変化を保証するものではないことにご注意ください.

Coloris Glassのカラーはクリアー,パープル,ライトグリーン,ライトブルーの4色ございます.この4種のカラーは山梨県の「県ロゴマーク」に使用されている色をモチーフにしております.ぜひColoris Glassを手に取っていただき山紫水明の山梨に思いを馳せていただければと思います.

「県ロゴマーク」の使用については山梨県  県民生活部  県民生活総務課より山梨県ロゴマーク使用承認取得済み.

開発ストーリー

Coloris Glass はグラスの製造,グラスの片側をすりガラス状にする加工(研磨)の2段階の工程を経て製造されております.グラスの製造は山梨県山梨市のガラス工房「GLAS ESPACE」のガラス作家の長町さん,グラスの研磨は大阪切子安田ガラス工房の切子作家の安田さんに行っていただいております.Coloris Glass により作家さんの作品に対する情熱を肌で感じていただければと思います.

(写真右:作家の長町さん,写真左:アシスタント宮田さん)

私はグラスの製造というのは神秘的でかつ職人のなせる業であると感じます.一つ一つの工程に職人の技が凝縮されて,やっと一つのグラスが完成します.ガラス作家のハンドメイドである Coloris Glass はガラス作家の思いが詰まった作品であり,皆様の日常に彩をもたらしてくれる美しいグラスとなっております.